オリジナルラブとミフネと
2018年06月22日
2018年6月22日(金)
夏至だった昨日の夕方、仙台に向かった。
オリジナルラブのライブ、そしてその後、仙台フォーラムでミフネ ラストサムライを見るためにね。
まず腹ごしらえ。
串揚げの店に入る。
ヤングコーン。
パクチー、島らっきょ、タコ、せせり。
ゴボウの梅肉和え。
ライブは、
バンド編成でのWake Up. Challengeツアー。
作ってる過程の歌も含めて、新曲多目。
それと、白熱、エレクトリックセクシーからの曲が多かった。
1人録音の曲をバンドでやると、曲の良さが際立つ。特にエレクトリックセクシーの曲は、再評価に繋がる。CDで聴いて正直あんまりいいと思ってなかったけど、なんだ、いい曲じゃん!って思ったね。
1人録音は、自主レーベルに移行して低予算でやらざるを得なかったのかもしれないし、また、自分で、大瀧さんみたいに、なにもかもやってみたかったのかもしれないが、田島君の声は生の楽器の中でこそ、生きて来ると思う。
木暮晋也、真城めぐみの2人も参加。真城さんの声、ホントに好きだ。あったかくて、安定感があって、頼れる。私もあんな風に歌ってみたい。
9時過ぎにライフ終わり、その後仙台フォーラムへ。ミフネのドキュメンタリー映画はこの日が最終日だった。
三船のストーリーはすでによく知っているし、映画は見られる限りは見ているし、写真も公式サイトで見たりもしてる。三船が亡くなったとき出版されたムック本や、三船の伝記本なども随分読んだ。それでも、知らなかった話、知らなかった写真がでてきて、垂涎ものであった。写真は、家庭で過ごすほのぼの写真、現場で三船をニコニコして見つめる黒澤監督など、印象に残った。
三船と関わりのあった俳優はスタッフの語りでは、二木てるみのそれが素晴らしい。頭のいい人なんだなあ。語りの中にインサートされたのは、二木てるみが心のいじけた病気の子ども役で、見習い医者の加山雄三の差し出す薬をはねつけるもんだから、御本尊の赤ひげが登場して飲ませる、というシーン。赤ひげ相手でもやはり撥ね付ける。髭にかかった薬を拭う三船の表情がなんとも、いいのである。困ったな、やられたな、という、でも、決して相手を否定したり拒否したりしていない。そして、あーんと言った赤ひげにつられて病気の子どもは口をあけ、薬を飲んでしまうのだが、二木てるみは、どういう展開になるのか分からずシーンに臨み、いい具合に赤ひげに騙されて薬を飲んでしまった、その時三船さんと赤ひげは一体だったと思う、と語っていた。
映画の作りとしては、様々なマテリアルをつなげて行く手法。その繋ぎが少々ぎこちなくて、スッと流れない。それは日系人の監督の、日本語の理解不足によるところが大きい。日本人相手のインタビューの切りとり方が、語りのニュアンスに合わない、というか。あるいは日本の戦中から戦後の歴史の描かれ方が、私たち日本人がある程度共有して持っている認識と、ずれている。
そのあたり、日本人スタッフが意見を言えばいいのに、と思った。
ともあれ、ギリギリ間に合って見られて良かった。
夏至だった昨日の夕方、仙台に向かった。
オリジナルラブのライブ、そしてその後、仙台フォーラムでミフネ ラストサムライを見るためにね。
まず腹ごしらえ。
串揚げの店に入る。
ヤングコーン。
パクチー、島らっきょ、タコ、せせり。
ゴボウの梅肉和え。
ライブは、
バンド編成でのWake Up. Challengeツアー。
作ってる過程の歌も含めて、新曲多目。
それと、白熱、エレクトリックセクシーからの曲が多かった。
1人録音の曲をバンドでやると、曲の良さが際立つ。特にエレクトリックセクシーの曲は、再評価に繋がる。CDで聴いて正直あんまりいいと思ってなかったけど、なんだ、いい曲じゃん!って思ったね。
1人録音は、自主レーベルに移行して低予算でやらざるを得なかったのかもしれないし、また、自分で、大瀧さんみたいに、なにもかもやってみたかったのかもしれないが、田島君の声は生の楽器の中でこそ、生きて来ると思う。
木暮晋也、真城めぐみの2人も参加。真城さんの声、ホントに好きだ。あったかくて、安定感があって、頼れる。私もあんな風に歌ってみたい。
9時過ぎにライフ終わり、その後仙台フォーラムへ。ミフネのドキュメンタリー映画はこの日が最終日だった。
三船のストーリーはすでによく知っているし、映画は見られる限りは見ているし、写真も公式サイトで見たりもしてる。三船が亡くなったとき出版されたムック本や、三船の伝記本なども随分読んだ。それでも、知らなかった話、知らなかった写真がでてきて、垂涎ものであった。写真は、家庭で過ごすほのぼの写真、現場で三船をニコニコして見つめる黒澤監督など、印象に残った。
三船と関わりのあった俳優はスタッフの語りでは、二木てるみのそれが素晴らしい。頭のいい人なんだなあ。語りの中にインサートされたのは、二木てるみが心のいじけた病気の子ども役で、見習い医者の加山雄三の差し出す薬をはねつけるもんだから、御本尊の赤ひげが登場して飲ませる、というシーン。赤ひげ相手でもやはり撥ね付ける。髭にかかった薬を拭う三船の表情がなんとも、いいのである。困ったな、やられたな、という、でも、決して相手を否定したり拒否したりしていない。そして、あーんと言った赤ひげにつられて病気の子どもは口をあけ、薬を飲んでしまうのだが、二木てるみは、どういう展開になるのか分からずシーンに臨み、いい具合に赤ひげに騙されて薬を飲んでしまった、その時三船さんと赤ひげは一体だったと思う、と語っていた。
映画の作りとしては、様々なマテリアルをつなげて行く手法。その繋ぎが少々ぎこちなくて、スッと流れない。それは日系人の監督の、日本語の理解不足によるところが大きい。日本人相手のインタビューの切りとり方が、語りのニュアンスに合わない、というか。あるいは日本の戦中から戦後の歴史の描かれ方が、私たち日本人がある程度共有して持っている認識と、ずれている。
そのあたり、日本人スタッフが意見を言えばいいのに、と思った。
ともあれ、ギリギリ間に合って見られて良かった。