福，島ぐらしブログ３

2016年9月24日（土）

お昼もデッキでホットサンド。




ポテトサラダをはさんだ。


ゆうべ，自動録画されていた映画 THE ROCK　を見た。

いまなんでか，「プレミアム」がキーワードで自動録画される状態になってる。そう設定した覚えはないのだが。
だからBSの「プレミアムシネマ」が次々と録画されるのだ。


この映画は民放地上波で，いや，そういう言い方もなかった頃の映画劇場で見たのと，知人宅にビデオがあったので見せてもらったのと，2回見ている。
好きな映画だ。
何が好きって，脱出とか突入とか，燃える。
狂信的な海兵隊のヒーローと，沈着冷静なもと脱獄犯，化学ヲタク，国家の悪を代表する人物，という対比がじつに面白い。

牢獄につながれた元脱獄犯のショーン・コネリーのひねりのきいた芝居。
実験室しか知らなかった化学ヲタクの現場での急激な成長を十二分に演じるニコラス・ケイジ。
こういうデコボココンビが，だいたい，好きなんです。
ショーン・コネリーが牢獄で読んでいた本がシェークスピアと兵法であったというところで，彼の出自と頭脳が明示される，このあたりの演出もいいなあ。

緊迫した場面の中にコギャクもちりばめられて，まったく飽きさせることがない。
終盤，毒ガス兵器の小さいボールを胸のポケットに入れて激しいアクションをするニコラス・ケイジには，「ヲイヲイ，刺激して大丈夫か」とつっこみをいれたくもなるけど。まま，よい。
浴びた毒ガスの影響を最小限にするための注射器を心臓にひとさしするところ，かっこいい。
アルカトラズ島に打ち落とされたミサイルのために海に沈むニコラス・ケイジをショーン・コネリーが助け，対策本部との応答でショーン・コネリーの生存をきかれたニコラスが「死にました」と答えてショーン・コネリーを逃がす。廃墟のアーチの向こうにちらと映るショーン・コネリーの姿，かっこいい。
逃がしてもらったお礼にショーン・コネリーがニコラスに伝えたのが，アメリカの国家機密が記されたマイクロフィルムのありか。新婚旅行でその場を訪れてフィルムを手にしたニコラスが，新妻に

「JFB暗殺の犯人を知りたいか？」

ときくオチも楽しい。